『コロナ論2』は、一種のバカ発見器の
様相を呈してきました。
ヒステリックに反発してくるのが
やたらといるのですが、言ってることが
完全にバカまみれで、本当に呆れてしまいます。
例えば、こんなのが来てます。
主張の内容とか、細かいことより、この一コマ。最低最悪の下品な一コマです。@yuzuru_simazaki pic.twitter.com/4mCkYmPyBN
— Koichi Kawakami, 川上浩一 (@koichi_kawakami) December 20, 2020
要するに、
「子供と若者が死ななければ、
寿命が来た老人が死んでもいいのか!
それは、生命の否定だ!
小林よしのりは漫画を生命の否定に
使っている!
こんなのは漫画じゃない!」
と言っているのです。
ね、バカでしょ?
しかもこれが、国立遺伝学研究所の
教授なんですよ!?
寿命が来た老人が、コロナか、それ以外のウイルスか、
もしくは何らかの理由で死ぬのは当たり前のことでしょ?
いい年して、国立ナンタラの教授までやってて、
そんなこともわかんないの?
寿命が来た老人でも死んだらいけないの?
あんた駄々っ子か?
人間は不老不死じゃないといけないとでも?
権威主義的に「手塚治虫」の名を挙げているけど、
あんた『火の鳥』読んだことないだろ!
永遠の命なんかない。
あったとしたら、こんな残酷なものはない。
命は有限だからこそ価値があると、
本当に『火の鳥』を読んでいたら思うはず。
手塚を単なるヒューマニズムの作家として
祭壇に飾ろうなんてのは、
手塚に対する冒涜なんだよ!
そりゃ手塚はパブリック・イメージを
作るために表向き優等生的な発言を
していた面もあるけれども、
実際の作品読んだら、あんなに簡単に
人が死ぬ漫画描いてた人なんか、
他にはいないですよ。
手塚は、ただ生きているだけで価値があるとか
ただ命は大切だとかいうような薄っぺらいことを
描いていた人じゃありません。
いまもパソコンに手塚治虫大全集400冊
インストールして、仕事の合間に
読み返している私はそう断言します。
それにしても、いくらなんでもここまで
想像を絶するほどレベルの低いバカが
来るとは思いもしませんでした。
しかもそれが「国立遺伝学研究所・教授。
東大院理。理学博士。」だというんだから、
日本の劣化はあまりにも深刻だと
言うしかありませんねえ。
学歴があろうが肩書があろうが、
これがわからないバカじゃ意味はない!